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冷凍式ドライヤと膜式ドライヤ

冷凍式ドライヤと膜式ドライヤの違いについて

冷凍式ドライヤと膜式ドライヤの違いについて

「稼働時間が短いので、冷凍式ドライヤではなく安価な膜式ドライヤで十分ですか?」

というお問い合わせをいただきました。

どちらも圧縮エアーの除湿を目的としたエアー機器ですが、仕組みと露点範囲が違います。

冷凍式エアードライヤー

冷媒で圧縮空気を実際に15~10℃まで下げて除湿します。

圧力下露点は15~10℃以下になります。

膜式エアードライヤー

水蒸気を取り除くために「酸素や窒素を非常に透過しにくく、水蒸気は透過しやすい」高分子材料を使用しています。この材料で作られた中空糸膜フィルターの内側に圧縮空気が通ると、水蒸気が膜の外に排出され、出口側には乾燥した空気が得られます。

圧縮空気を供給するだけで、露点温度-17~-65℃の超乾燥した圧縮空気が得られます。

膜式エアードライヤーの使用例

冷凍式ドライヤ設置後に付けます。つまり、あらかじめ冷凍式ドライヤで除湿した圧縮エアーをさらに除湿する目的で使います。

・冷凍式ドライヤーをつけているが末端から水分などが出る場合

・ラインを分けていて、部分的に乾燥した圧縮空気にしたい場合

・冷凍式ドライヤよりもさらに低露点を必要としている場合

膜式エアードライヤーの他の特徴

・電源不要

・ドレンの発生がない

・小型で軽量・省スペース

膜式エアードライヤーの注意点

・膜式ドライヤは、圧縮エアーを捨てながら除湿水分を気化蒸発させている。そのため、元々のコンプレッサ能力・吐出空気量が減ってしまう。

(※最大20%放出されるので、例えば吐出空気量能力が75L/minでも実際は60L/minになってしまう。コンプレッサーの選定は、減ってしまうパージエアーも考慮しないといけません)

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